パーソナルジム

パーソナルジムの適正価格

パーソナルジム

パーソナルジムの適正価格は、受ける側の目的によって変わってきます。
また、目的によってパーソナルトレーナーに必要とされる資格を持っているかどうかの確認は怠らないほうがいいです。

1.短期間で〇〇キロ減らしたい
2.大会に出場するための体つくりを大会までに仕上げたい
3.健康維持のために、動けるからだにしたい
4.体脂肪率を下げて、基礎代謝を上げて中性脂肪を減らしたい

 

1.短期間で〇〇キロ減らしたい

例えば、3か月後に結婚式があるのでそれまでに20キロ痩せたいとか、数か月後に同窓会があるのでそれまでに昔の体系を取り戻したいとかです。
数か月で二けたの体重を落とすのは並大抵なことではありません。
筋肉を鍛えることも大事ですが、食事の管理が一番大事です。一日3食の食事の指導をするには栄養学に熟知していなければなりません。
短期間とはいえ、受ける側からすると筋トレのほかに食事の管理をいちいちされるのはわかっていてもかなりのストレスを感じますから、いかにトレーナーの言いなりになってもらえるか、受ける側にやる気を出してもらえるかの指導力が必要になってきます。

 

大手のパーソナルジムは3か月で40万円から100万円かかります。減量したい数値にもよりますが短期間で二けたの体重を落とさなければなりませんので、受ける側も覚悟を決めて高くても納得の上で支払います。

 

ただ、短期間の食事のストレスと筋トレのストレスで減量に成功した暁には解放感からほぼ100%リバウンドが待っています。管理されなくなるのですから当たり前なのかもしれません。
結婚式など一生の思い出に、きれいな写真を残せることが目標だったわけですからそれが達成できれば満足なのかもしれません。

 

2.大会に出場するための体つくりを大会までに仕上げたい

ボディビルコンテストなど、筋肉のお披露目のための体つくりを目的にしたパーソナルジムなので
目標とする形を作るために鍛える筋肉の場所を毎日変えたり、食事の制限の指導や切るユニホームの提案など多岐にわたり指導できる、いわば専属トレーナー的な意味合いが高いのでかなりの料金がかかります。
このようなジムのトレーナーは過去に何人もの優勝者を出したことがあったり、自分自身もボディビルダーとして優勝していた経験者が多いです。

 

思い出に一回だけ出たいという人を除いて、大会に出続ける人にとってはオフの時もそれなりのトレーニングもしなければならないため、ボディビルダーのように大会の賞金や入賞することによってスポンサーがつくとかで収入を得ている人が雇うトレーナーだったりするので、ただ単にちょっと鍛えたい一般の人は縁のないジムです。

 

中には、一度そのようなトレーナーに指導してもらったうえで、一般的なスポーツジムに通って大会に臨む人もいるようですが、大会のたびに一から体つくりをしていかなければならないので相当な努力と精神力が必要不可欠で、優勝までたどり着くのは難しいことです。

 

3.健康維持のために、動けるからだにしたい

健康維持のために、動きの鈍くなってきた体を動けるようになりたいと思って通うジムはまさしくシニア世代が望んでいるジムです。
このようなジムは、長きにわたって通い続けたいので一週間に一度程度で料金もずっと支払い続けられる料金でなかればなりません。出来ればひと月一万円前後に収めたいところです。ひと月4回は無理でも月2回程度をずっと指導してもらうだけでも、徐々に体は動けるようになります。

 

人それぞれ動かない部分が違ったり、病気が原因で動かなかったり、すでに長年の癖で曲がってしまったところもある人がいるかもしれません。
このような人にとっては、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師などの資格を持ったトレーナーが必要不可欠です。基本的な体の知識がなければ指導される側も安心して通えません。

 

表向きは整骨院だったり接骨院の看板を出しているところでも、トレーニングを指導しているところが出てきているので、ホームページを確認して検索することをお勧めします。

 

4.体脂肪率を下げて、基礎代謝を上げて中性脂肪を減らしたい

ダイエット目的の場合、有酸素運動や筋トレだけでは体脂肪率も下がらないし基礎代謝も上がらないので、食事の管理と指導ができる栄養学の知識があるトレーナーでなければなりません。

 

ただ単に体重を減らしたいとか中性脂肪を減らしたいだけではなく、今後健康に生きていくための正しい食生活を癖付けするためにも、短期間の指導ではなく長期間にわたって食事の指導をしながら筋肉も付けて基礎代謝を上げつつ、ストレスがなくリバウンドのない指導ができるできれば栄養管理士の資格があるトレーナーがベストです。

 

パーソナルジムのホームページにトレーナーが持っている資格が必ず書かれているので、自分にあったトレーナー探しにぜひ参考にして選択してください。資格が書かれていないトレーナーは、自分が筋肉をつけることができただけの経験者と思ってスルーしてください。
無駄なお金を使う必要はありません。
自分の体の成長を託すわけですから、それぞれ自分に合ったトレーナーを選ぶためにはきちんと検索して選ぶことをお勧めします。

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